【開催報告】 2月10日「これからの働き方を考える」第6弾を開催しました。

令和2年2月10日(月)、「これからの働き方を考える」第6弾を開催し、定員を超える72名の方々にご参加いただきました。

 

テーマは、「リーダー世代の働き方、生き方が職場を変える」。

働き方改革を本当の意味で実践している企業の役員・管理職の皆様からお話を伺いました。

 200210働き方を変える・開演前風景

 

■基調講演

講師 五島 久 氏 (株式会社 福岡銀行 取締役常務執行役員)

 

変わりゆく業界の中での、銀行としての新たな取組のご紹介の他

女性活躍推進活動の現状を紹介頂きました。

 

五島常務講演の模様

▲五島氏の基調講演の模様

 

女性活躍推進プロジェクト「ふわり」の平成25年発足以後、社内セミナーや両立支援制度も変革を重ね、転勤の際のパートナー帯同制度は現在67組が利用。企業主導型保育園の設置等様々なサポートを経て、今現在女性支店長は18名。支店長クラス60名、課長は275名。 全社的に取り組む、業務効率化・IT活用の動きと連動しながら、「すべての従業員が仕事と家庭、育児を両立し、もてる力を最大限に発揮しながらイキイキとキャリアアップできる環境づくり」に尽力していらっしゃることが伝わってきました。

またプライベートでは、3人のお子様がいらっしゃるとのことで、父としての時間が必要な時期に向き合ったり、40年続けているバンド活動の模様をご紹介頂いたり、と通常のビジネスでは伺えない、私的な時間の過ごし方についても伺うことができました。

 

最後は、銀行入行後35年の間を振り返ったキャリアへの想いや、モットーなど、「今思うこと」をお話し頂きました。

 

大事にしてきたのは、「少しだけ、無理をする」ということ。

何をするにしても、ちょっと欲張る。

すこし欲張って能動的に働くと、充実感、成長感がある。

仕事後のアフター6も、自ら早く退社する姿勢を見せつつ、交流会などは2つ3つ同じ日に調整して参加することも。

家庭イベントや子育ての大変な時には、家庭も仕事もどちらも一生懸命に動いてみた。

「決して器用でも、順風満帆が続くわけでもなかったが、

仕事か家庭か、の「OR」ではなく、「AND」なんです。公私に一生懸命取り組むことが、仕事の奥行や幅を広げてくれる、胆力を鍛えてくれると感じています。」とのメッセージに、会場からは大きな頷きと拍手が起こりました。

 

 

■パネルディスカッション

 パネルディスカッションの模様

▲パネルディスカッションの模様

 

パネリスト 曽根 ゆかり氏(株式会社岩田屋三越 リビング・趣味・ソリューション営業部 部長職  シニアマネージャー)

小田 勉氏(株式会社井筒屋 本店 服飾雑貨・特選部 婦人雑貨係長)

五島 久氏(株式会社福岡銀行 取締役常務執行役員)

ファシリテーター 高見 真智子氏(株式会社サイズラーニング 代表取締役)

 

パネリストの公私に渡る自己紹介の後は、会場からオンタイムで寄せられるWEBアンケートの結果を元に、壇上での議論が進みます。

 

問1)働き方改革は、あなたの仕事や日常を豊かにしていると実感できるようになってきていますか?

 

はい(Yes) 65%

いいえ(No)35% という結果に。

 

 

問2)そう思う理由は何ですか? との問いには、

「残業が減った上、休みが取りやすくなったから」

「書類や会議の削減で働き方に余裕が生まれた」という回答と共に

 

「言葉だけが一人歩きしている気がする」

「まだまだ施策が進んでいるとは言えず、効果を実感できないため。」という回答もあり、

一人一人捕らえ方が違うということも浮き彫りに。

 

「働き方改革」という言葉は、本来は豊かさを生み出す働き方であるはず。

「どのようにスタッフに真の意味を伝えているのでしょうか?」

ファシリテーターの高見氏より、パネリストの皆さんに質問が投げかけられました。

 

パネリスト3名

▲パネリストの方々

 

小田氏:コミュニケーションをとることを第一に考えている。良好なコミュニケーションが取れたら相談も増えていくため、それを仕事に活かす。

「お客様第一」は大切にしつつも不要な作業はないかしっかり話して無駄を無くしている。

 

曽根氏:管理職自身が時間・ルールを守って仕事をする姿勢が大切。

いつも在社しているのは×

残業はコストだし、健康被害につながるとの認識をもって、いつも在社する上司は×(バツ)。そのためには、仕事を断捨離も必要です。書類をなくす、会議をやめる、チャットで会議等様々に進めて来ました。

 

五島氏:仕事が減らないのに「帰れ」は無理。何がボトルネックなのか?

しっかり対話することで、課題を見つけ出すことが大事。

時には、不都合な真実が見つかることもあるが、不安や不満を聞き取ることが要。

 

また、「働き方改革が進む中で、中間管理職にしわ寄せがいっているのでは?」という参加者からの質問を受けて、

五島氏より「リーダーシップ、本社のあり方を変える必要性があるのでは。従前はトップダウンが多かったが、ボトムアップ型の意見をまとめていくことも大切。サーバントリーダーシップという言葉があるように、まずは相手に興味を持つ姿勢が求められています。」

との回答がありました。

 

ファシリテーター高見氏

▲ファシリテーターの高見氏

 

働き方改革、それぞれのお立場からのご体験、方針を対話型で伺うディスカッション時間となりました。

 

 

■交流会・名刺交換会

パネルディスカッション終了後には、交流会・名刺交換会を開催。

 

交流会開始風景

 

小津広報部会長の挨拶および乾杯の後は、基調講演の講師・五島氏にもご参加頂き、歓談の時間となりました。山口や佐賀等遠方のご参加も多く、各地・各社の働き方・女性活躍にも話題が広がる交流会となりました。

 

 

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