育休復帰者支援を目的とした「仕事と子育て両立応援セミナー」を開催しました。

育休復帰者支援を目的とした「仕事と子育て両立応援セミナー」を開催しました。

【日時】   2017年2月21日(火) 13:30~16:30
【会場】   アミカス 大ホール
【参加者】  一般参加者36名
【共催】     福岡市

仕事と子育て両立応援セミナー1

 

<第1部セミナー>

タイトル「復帰前に知っておきたい事」
講師:NPO法人ママワーク研究所 理事長 社会保険社労士 田中彩

NPO法人ママワーク研究所 理事長田中彩

復職前に知っておきたい事、キャリアに役立つ育休中の過ごし方、育児しながら働くコツなどの話がありました。

◎ポイントは以下です。
・育児休業の取得率は年々増加。男性の取得者も増加しているが2.65%とまだまだ少ない。
・今年1月の法改正により、半日単位での看護休暇が取得可能となった。また男性にも育児参加してもらうため、ママとパパ半年ずつの育休取得で給付率アップの制度もある。
・短時間勤務制度など、一見子育てに優しい制度は、キャリア形成面での課題がある。子育て中でもキャリアアップすることが必要な段階に来ている。長期目線で、どうキャリアを築きたいかを明確にしておき、周りにも伝える。
・育休中はブランクではなく、先々どのように働き続けたいのかを考えるための準備期間なので、ママひとりでがんばるのではなく、いろんな人の助けを借りられるようにサポート制度を復帰前にしっかり調べ準備しておく。また生活者視点を磨いたり、ブラッシュアップの期間として過ごすと、後の仕事に活きてくる。
・まずはパートナー(パパ)に相談をして、頼ることは必要。場合によっては、職場の仕事のあり方の効率化のためにも会社に働き方を提案をする。
最後に、自分も職場も家族も何があっても困らないように、情報を共有化することが大事。
今の、仕事・育児の両立が、段取り力などのスキルアップになり、また将来、制約がある部下に配慮しながら成果を出すマネジメント=「イクボス」スキルにつながるので、今の育休時間を有意義に使って、ぜひ復帰後もがんばってくださいとエールをいただきました。

 

<第2部セミナー>

タイトル「復帰後に大切な事」
講師:NPO法人ママワーク研究所 理事 ママワークスクール校長 中山淳子氏

NPO法人ママワーク研究所中山 理事

子育てで大切なこと、職場とのコミュニケーションなどついて話がありました。

◎ポイントは以下です。
・子供と長い時間いることよりも、一緒にいる質にこだわる。
・子供には、「以心・発信・伝心」「愛・厳しさ・信頼」を忘れずに伝え続ける。
・これからお世話になる保育園や学童はプロなので安心して任せて大丈夫。
・パートナーにもしっかり発信して、遠慮せずに相談する。男脳と女脳の違いを理解する。
・不安に対して職場でのコミュニケーションをとり、お互い困らないように配慮をしておくことが大事。
・復帰後の働き方について、様々な事をシュミレーションする。(例:子どもが病気で休まないといけない時の「代替案」の提示、お互い様の気持ちを持つ、自分の健康管理など。)

 「ママの『ありがとう』は子供にとって一番のがんばりのもと。毎日忘れないように声をかけてあげてください。」と子育てと職場とのバランスについて熱く語っていただきました。

 

<第3部 グループワーク>

グループワーク

下記の3つのテーマでグループワークを行いました。

   ①自己紹介と本日の感想
   ②育休後の私だからできる働き方・工夫
   ③復職後の私は「どう働き、どう家族と向き合っている?」

各自テーマに沿って考え、その後お互いにシェア。自分だけではないんだということを知り、各テーブルで、とても盛り上がりました。
最後は参加者皆さんに「復職後のワタシ宣言」をしてもらいました。最初は不安そうだった皆さんも、前向きに考えてみようという心理変化が見ることができました。
閉会後も、参加者同士で会話する姿がみられ、新たなネットワーク作りの場ともなっていました。

【参加者のアンケートから(抜粋)】
・参加してとても前向きになれました。また参加しようと思います。
・100%じゃなくてもいいんだ!皆同じ悩みを抱えているんだと思えるようになりました。
・自分自身が健康であることの大切さ、パートナーに頼る、発信すること、いざという時の預け先の確保が大切。
・妻からも要望を言ってほしいが、なかなか気を使って言えていないと知った。夫からも妻が何を求めているのか考えることが必要。
・子どもとの時間は、長さよりも質の問題だということが分かり、とてもよかった。
・私は育休後なので、育休中にやっておいたらよかったと思うことがたくさんありました。後輩に伝えたいです。また、保育園の迎えの時、娘に「待っててくれてありがとう。」と伝えます。
・「遅くなってごめんね」より「待っててくれてありがとう」本当にそうだなぁと思いました。仕事で頑張っている母親を誇りに思ってもらえるようにしたい。
・○○だからと飲み会などをあきらめなくてOKとのこと、自分の視点ががらりと変わった。
・私の人生、私が主役!大変なこともあるでしょうが、人生楽しみたいです。
・「私がしなきゃ」と考えない。きちんと希望・情報・状況を伝えます。
・一人で頑張ろうと思わない事、働くことは家族にとってとてもいいことだと思いました。

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