Fukuoka Diversity & Inclusion(FDI) 第一回会合 開催報告

平成28年10月17日、電気ビル共創館において、「女性の大活躍推進福岡県会議 女性人材部会 Fukuoka Diversity & Inclusion(FDI) 第一回会合」を開催しました。一億総活躍と謳われ必要性が高まるダイバーシティ経営。今後更にダイバーシティを推進していきたいという思いを持つ福岡県内の企業、行政、関連団体など15社20名のご参加をいただきました。FDIの記念すべき第一回目は、ダイバーシティ先進企業である日立ソリューションズ様、ゆうちょ銀行様を東京からゲストに迎え、各社での取組紹介をしていただきました。

 

1、はじめのあいさつ

冒頭、女性の大活躍推進福岡県会議(以下「福岡県会議」という。)の村山女性人材部会長より挨拶がありました。「2013年に発足した当会議では、現在230の企業、自治体が女性活躍の目標を宣言。また、女性管理職ネットワークがスタートして3期目。ここ福岡で100人以上の女性管理職ネットワークが出来た。今年度からは更に組織内でダイバーシティや女性活躍を推進している方のネットワークを進めることで、企業・団体のダイバーシティや女性活躍がますます進むように支援していきたい」と、熱い思いを語りました。

 

2、FDI設立の背景、在りたい姿

続いて女性人材部会の石井副部会長より、FDIの設立の背景、在りたい姿について説明をしました。
「事務局は運営サポート。この会はあくまでも参加者皆さん自身の会。こんなことをしたい、といった思いを持って取り組んでいってほしい。」と話し、このFDIで出たアイデアを自組織の推進に活かしてもらいたい、また、目指すべき姿と現状のギャップを埋めるための解決策を参加者同士で検討するプロジェクトグループなどが自発的に出来ていってほしい、という思いを伝えました。

 

石井まり美副部会長による背景・在りたい姿説明

 

3、先進企業による講演「女性活躍推進の戦略および取り組み」

日立ソリューションズダイバーシティ推進センタ センタ長 小嶋美代子様、ゆうちょ銀行 ダイバーシティ推進部 マネジャー 吉川絵理様のお二人より、各社における女性活躍推進についての戦略および取り組みについて講演いただきました。
日立ソリューションズ小嶋様からは、会社としてダイバーシティを推進するに至った背景と、これまでの取り組みにおける成功・失敗や打ち手をリアルにお話しいただきました。会社統合によりシステム、制度、ルールなどを徹底的に見直す必要に迫られた際、会社として何を大事にするのかよりどころをまずは決め、その軸に沿って見直していったことなどを振り返って共有してくださいました。小嶋様のお話しを伺い、ダイバーシティは一朝一夕で進むものではなく、選択の積み重ねによって少しずつではあるものの進んでいくものである、ということを改めて認識する機会となりました。

ゆうちょ銀行吉川様からは、今年から本格的に始動したダイバーシティ推進の進め方、今まさに感じている課題感を共有いただきました。トップが全社にダイバーシティを推進するというメッセージを発信し、更に各組織の管理者が部下社員へ発信しやすいよう解説書を添えたことで全社の一定の理解は進んだという具体的な推進方法をお話しされました。また、「制度は整っているが、実態では積極的な利用にためらいを感じる社員もいる」、「組織の規模が大きいため、ダイバーシティ推進には総論として賛成ではあるにも関わらず、いざ各論に落とし込んで実行しようとするとなかなか進まないのではないか」といったダイバーシティを推進するうえで多くの方がぶつかる課題感については、参加者一同共感しながら聞いていました。

 

日立ソリューションズ 小嶋様

ゆうちょ銀行 吉川様

 

4、グループディスカッション

お二人のお話しの後は、A~Dグループに分かれ、それぞれ「継続就労・職場風土」、「育成・登用」、「長時間労働」の3つテーマに沿って20分ずつディスカッションをしました。今回がFDI第一回会合ということもあり、各グループで自己紹介がてら、それぞれのテーマに関し、自組織で行っている取り組みや課題などを共有しあいました。グループによっては、課題解決のソリューションまで話が及び、ゲストの講演も含めてそれぞれの組織にとって明日からでも生かしていけるような学びの時間となりました。

 

グループディスカッションの発表の様子

 

5 今後のFDIの進め方について

最後に、福岡県会議の松田美幸 調査部会長よりご挨拶がありました。「このFDIは、参加者自身が各社のダイバーシティ推進において必要としていることをテーマとして取り上げ、組織の枠を超え協力していける場であり、より多くの成果を自社に持ち帰って頂きたい。皆さんで福岡、そして九州の女性活躍、ダイバーシティを一歩一歩進めていきましょう。」と、FDIの取り組みへの期待と今後の運営への自律的な係わりを提起されました。
以 上

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