株式会社コスモス

渡辺 年紹さん
取締役 執行役員

福岡市出身
1998年入社
営業統括部部長を経て2008年に取締役執行役員に就任。
人が好き、人が喜ぶことが好き。
お客さまからの「ありがとう」という言葉が心の支え

企業データ

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株式会社コスモス

住所/〒819-0041 福岡県福岡市西区拾六町1-10-5
代表電話/092-891-5500
URLhttps://universal-home.co.jp
業種/ ユニバーサルホーム住宅 設計、施工、販売、アフターメンテナンス
従業員数/全従業員数:60名(うち女性:23名、男女比62:38の38%)
女性管理職の人数・管理職に占める女性の割合/6名・27%
自主宣言日/令和元年6月22日
宣言内容
・男女を問わず、社員がイキイキと働きワークライフバランスの充実した企業を目指します。
・女性管理職(主任、店長)を現在9%から2024年までに15%以上にする。
・女性が活躍できる環境づくりを推進します。

※掲載情報は、2019年8月27日現在のものです。

人間的に成長できる組織づくりで永続する企業を目指す

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働き方を変え、離職率が激減

福岡、佐賀に5つの支店を持ち、注文住宅「ユニバーサルホーム」の設計、施工、販売等を行う株式会社コスモス。ユニバーサルホームに加盟する全国の法人の中で、年間上棟件数は常に上位の成績を残している。同社では営業職の約半数という高い割合を女性が占め、大きな戦力となっている。


一般的に勤務環境が厳しいといわれる住宅業界。同社でも15年ほど前までは、離職率が高いのが悩みの種だった。たとえば男女4人ずつ計8人を採用したら、1年後には半数に減り、3年後に残っているのは1人という状態だったという。この状況を改善しなければ会社は続かないと危機感を抱いたのが渡辺取締役である。その「3年後に残る1人」が、多くの場合女性だったことから、女性が働きやすい職場に変えていくにはどうすればいいかを考え、改善に着手した。


 その例のひとつが、家を一軒一軒訪問する営業スタイルやお客さま宅での打ち合わせをやめたことだ。新規顧客獲得の手段は主にチラシなどの広告にし、打ち合わせもショールームに来場いただくように切り替えたのだ。「ずっと続けてきた方法をやめるのは勇気が必要だった」そうだが、実際はお客さまが減ることもなかった。訪問型の営業をやめたことで、従業員の時間的、心理的負担が軽減された。


もうひとつ取り入れたのがチーム制である。それまではマンツーマンでお客さまについていたのを、二人一組でお客さまに対応することにし、互いにフォローし合う体制を整えた。最終的にはチーム全体で状況を把握し、どのお客さまが訪れても誰かが対応できるようにすることで、休みをとりやすくしたのだ。


これらの改革が実を結び、現在では男女問わず離職率は激減した。また、出産や育児を理由に退職する女性もほぼゼロとなった。

 

継続すれば共感の輪は広がる

職場環境を変えるには、方法や仕組みを変えるだけでなく、意識面での変革も必要だ。まずは社員一人ひとりに居場所があること、男女関係なく互いに認め合える関係を築くことが重要だと渡辺取締役は考え、研修や勉強会を続けてきた。だが、同社がこうした取り組みを始めた当時は、「女性活躍推進」という言葉もまだなじみがない時期だった。渡辺取締役は、どのように周囲の理解を得ていったのだろうか。


 「最初の頃は、『またあの人はなんか始めた』と思われていたと思う」と、社員を集めて小さな勉強会を始めた当時を振り返る。「それでも何度も繰り返すうちに、共感する社員が少しずつ増えてくる。継続は力なりです」と言葉に力を込めた。


 研修や勉強会のほとんどは渡辺取締役が講義をしたり、社員同士でディスカッションしたり、独自のものを行っている。自社の経営方針に合わせて研修内容を作り上げていくことが大切だと考えているからだ。近年では、その輪が社外にも広がってきた。株式会社リクシルや西部ガス株式会社など6社合同で年に2~3回、ダイバーシティや働き方改革に関する研修を行っているという。


小さな勉強会から始めて約15年、管理職を担える女性社員も年々育ってきた。「もっと増えれば組織が活性化すると思う」と、渡辺取締役は期待を寄せる。

 

会社の理念や基本方針を守りながら、時代に沿ったやり方を

企業の成長を支えるのは一人ひとりの社員だという思いから、「福岡で一番の『人財企業』になろう」というビジョンを掲げている同社。特に中小企業における人手不足が社会問題化するなか、採用や新入社員研修にも独自の方法をとっている。ここ数年間新卒の一斉採用はあえて行っていない。ハローワークを通じて募集したり、就職浪人した人や第二新卒の就職活動を支援する企業と連携したり、さまざまなかたちで採用している。一人ひとりの志望者に向き合い、本当にここで働きたい人だけに来てほしいという、同社の思いが見て取れる。


 そして、新人研修はこれまで渡辺取締役が講師をしていたが、最近では入社3~5年の社員が担当する方法に変更した。その意図について渡辺取締役はこう語る。「教える側に立った時の難しさを感じることが、今後の仕事にも生きてくるはずです。そして、かつて自分が新入社員だったときのことにも思い至ります。先輩社員が時間がないなか、厳しく指導してくれたのは、自分たちのことを真剣に考えているからこそだと、心から感謝できるのです」。同社の基本方針の一つである「仕事を通して人間的に成長し合える組織づくりをする」を形にしたものであり、若手社員に新人研修を任せられる土壌が育ってきた証とも言えるだろう。

 

「永続する企業を目指すには、会社の理念や基本方針を守り続けながら、時代に沿ったやり方ができる人財を育てていくことが大切」と、渡辺取締役は語る。その理想とする会社のあり方に一歩ずつ近づいている。

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株式会社コスモスは、家づくりを通してお客さまに一つでも多くの「ありがとう」をいただけるよう、従業員一同頑張っています。素直な心を持ち、チームで協力し合いながら頑張れる人財を求めています。永続できる企業を目指して、ぜひ一緒に頑張りましょう。

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