九電産業株式会社

津上賢治さん
代表取締役社長

・福岡県出身
・1973年3月に一橋大学経済学部を卒業。同年4月株式会社日本興業銀行に入行。1993年~1999年(6年間)ニューヨークに駐在後、本店営業第八部長を歴任し、2000年に九州電力株式会社に移籍。
・九州電力株式会社では、海外事業部長、福岡支店長の後、取締役常務執行役員・代表取締役副社長として経理・資金、燃料調達、グループ会社運営などを管掌。
・2014年6月から現職。

企業データ

九電産業株式会社

社名/九電産業株式会社

住所/福岡市中央区渡辺通2丁目1番82号電気ビル北館3階

電話番号/092-781-3061(代表)

URL http://www.kyudensangyo.co.jp/

業種/その他サービス業

従業員数/全従業員数 1207名
 社員数/715名(内女性79名)
 男女比/89%/11%

女性管理職
 女性管理職の人数 12名
 女性管理職の割合 1.7%

自主宣言日/平成26年11月11日

宣言内容/5年間で女性管理職数を5割程度増やすよう育てます。

2015年7月末現在のものです。

社員一人ひとりの価値観を尊重しいきいきと働ける環境を作りたい

多様なメンバーで女性活躍推進チームを発足

九電産業株式会社は、昭和28年の創立以来、電気事業と損害保険代理店業務を軸に、企業・個人に向けたサービスの提供で堅調に業績を伸ばしてきた。電気事業関連では、男性社員の比率が高いが、保険・旅行・商品開発と販売といった生活に直結する部門と、環境測定・分析に関わる専門的な分野で、女性社員が重要な役割を担っている。
津上氏は、九州電力株式会社の福岡支店長、取締役常務執行役員、代表取締役副社長を歴任し、2014年6月に九電産業株式会社の社長に就任した。
「ワーク・ライフ・バランスという言葉は今ほど浸透していなかったと思うが、社員一人ひとりの価値観を認め、働きやすい環境を提供したいと考えていた」と福岡支店長時代を振り返る。当時立ち上げたのが女性社員による改善改革のためのチーム。社内において女性が少数派だと意見もなかなか吸い上げられない。「左利きの人間が右利き用の道具を使うのは、非常に使いづらい。しかし右利きの人間はそこに気付かないもの。女性活躍推進もまさにそうで、男性が気付いていないことが課題だと考えています」。

社長就任後、まず各部署を回った。主にライフサポート事業において女性社員が重要な役割を担っている姿を目の当たりにする。約半年後の2014年12月に女性活躍推進チームを発足させた。メンバーは9名。性別、世代、未婚か既婚か、子供の有無など、あらゆる立場の社員を選出し、労務関係の担当者そして女性登用に理解のある男性上司(いわゆるイクボス)を加え、女性7名男性2名で取り組んでいる。

社内イントラネットを活用し活発なコミュニケーションを

「本来なら顔を合わせてのコミュニケーションがいちばんですが、37カ所の拠点で働く全社員1200名が集まるのは現実的ではありません。今は皆さんがネットによるやり取りにも慣れていることから、本年4月に社内のイントラネット上に従業員同士が自由にコミュニケーションを行うサイトを立ち上げております。このサイトに女性活躍推進専用のコーナーを作ることにしました。」特筆すべきは、発案から実施まで非常にスピーディーである点。会社を上げて取り組んでいる姿が印象的だ。サイトの名称は「ドリームQ3コミュニティ」。女性活躍推進チームは、社員へのインタビューを掲載したり、アンケート結果を報告したりするなど、ここで社内に向けて発信している。女性活躍推進チームの活動内容を見せることによって、理解促進を図ることは大きな意味があるという。
また、誰もが気兼ねなく発言できるよう、ちょっとした思い付きや良かった出来事なども自由に投稿できる仕組みになっている。独りよがりな投稿を防ぐために、2名連名で投稿するという独自のルールも設けている。「フラットな場で自由に発言できれば、自分の意見が上まで届かないという不満も解消できる。まだ立ち上がって半年。成果が出るまで時間がかかるかもしれませんが、長く続けていきたいですね」と見守り育む姿勢は、女性活躍推進チームにとっても心強いだろう。

5年間で女性管理職を5割程度増やすように育てる

九電産業株式会社が掲げる自主宣言の内容は「5年間で女性管理職を5割程度増やすように育てる」。現在は、全社で女性管理職は12名と少ない状況である。これまでも女性を積極的に採用しているが、過去には結婚を機に辞める人も多く、管理職になるための経験を有する人材が育たなかったことも現実にある。もう一点、環境測定・分析及び保険業務などの専門性が高い業務で女性社員が大活躍しているものの、定例的な業務に留まり、管理マネージメント職ではなく専門性の高い立場で活躍していただいている事情もあるという。
今後は、女性活躍推進チームを中心に、ライフスタイルの変化が大きい女性が制約を受けず、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて、一人ひとりが能力をフルに発揮し、伸び伸びと「働きやすい」「勤め続けやすい」「能力を最大限に発揮できる」環境を整えていく。
それがゆくゆくは女性管理職を増やすことに繋がっていく。

経営理念の一つに「九電産業は人を大切にする企業を目指します」とある。60年もの  長きにわたり「企業は人なり」の考えに立ち、社員を大切にしてきた企業風土がある九電産業。新しい働き方が求められる時代の中で、これからも先進的な取り組みで女性活躍推進をリードしていく存在だ。「”ずっと先まで明るくしたい”九州電力が掲げている思いですが、この言葉に尽きますね。社員を大切にすることが企業の健全で安定した成長に繋がり、結果として地域への貢献でもあると考えています」と、津上社長は穏やかに語ってくれた。

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