九州電力株式会社

藤井一郎さん

藤井一郎さん
上席執行役員 人材活性化本部長

・福岡県出身
・1979年九州電力株式会社に入社
・福岡支店久留米営業所長、人事労務部、社員研修長、人事労務部長を経て、2012年執行役員鹿児島支社長、執行役員 人材活性化本部長を経て、2016年6月より現職

企業データ

九州電力株式会社

九州電力株式会社

社名/九州電力株式会社
住所/福岡市中央区渡辺通二丁目1番82号
電話番号/ 092-726-1611
URL/http://www.kyuden.co.jp/
業種/電気
社員数/全体 13,137名
 (内女性 996名、女性比率 7.6%)
女性管理職/女性管理職の人数 79名、女性管理職の割合/1.8%
自主宣言日/2013年11月18日
   (2014年12月16日改定)
宣言内容/平成30年まで(今後5年間)の女性管理職の新規登用数を過去5年間の2倍にすることを目指します。

※掲載情報は、2016年3月末現在のものです。

一人ひとりが輝いて、「日本一のエネルギーサービス」を提供する企業グループに

インタビュー

女性活躍推進の専任部署を2007年に設置

「電力会社と言うと、男性中心の会社というイメージを皆さんお持ちだと思います。しかし、これからの企業のあり方を考えると、多様な人材をしっかりと組織の中に取りこむことが大事であり、その一つの切り口が、女性活躍推進なのです」と、九州電力人材活性化本部長の藤井一郎さんは話す。同社では、女性活躍推進をトータルでコーディネートする「女性活躍推進グループ」を2007年に設置(2012年度からは、ダイバーシティ推進グループに改称)し、女性が働きやすい制度整備や環境づくりに積極的に取り組んできた。イントラネットを使った情報提供や社長メッセージの発信、女性社員を部下に持つ管理職向けのセミナー開催など、その取り組みは多岐にわたる。

現在、13000人以上いる従業員のうち女性は約1000人と、まだまだ少ない。しかし、女性の入社希望者は年々増えており、事務系では新卒の女性採用比率が5割以上にまで増加した。女性が働きやすい職場づくりに取り組んでいる企業の姿勢が、社内外に浸透してきた証しでもあろう。結婚や出産といったライフイベントによって、働き方が変化していく社員もいる。「ワークライフバランスをどのように考えているかを会社がきちんと把握し、画一的ではなく、個々に対応していくのが大事だと思います」と、藤井本部長。九州電力では、時間休や時短勤務、2歳到達後の4月末までの育休制度など、様々な働き方のバリエーションを整えている。

社内の意識の変化とともに、女性の活躍領域が拡大

九州電力には、24時間安定して電気を供給するための3交替勤務や、災害時の緊急対応など、地域のインフラを担う会社ならではの業務がある。男性に偏りがちだったこれらの業務にも、家庭の事情などを考慮した上で男女問わず就くようになった。女性には難しいのではないかという固定観念にとらわれず、しっかりと経験を積んでいける土壌が整ってきた。藤井本部長も、ここ10年で社内の意識が変わってきたことを実感している。

2013年には、「今後5年間の女性管理職の新規登用数を過去5年間の2倍にする」という自主宣言を行った。数値目標を定め、実効性を持たせるとともに社内外にアナウンスすることで、社員の認識を深めるのがねらいである。「当社は、性別年齢を問わず、能力と意欲の高い人を登用するという方針です。しかし、今まで女性が活躍できる場が相対的に狭かった分、少し意識して取り組まなければならない部分があります。ジョブローテーションなどを通して長期的な視点で育成し、女性のキャリア形成を支援していきたいと思っています。そして、自主宣言目標を達成した先は、あえて女性活躍と掲げなくてもいい状況――『昔、女性活躍推進グループなんていうのがあったらしいよ』などと言われる状況になるのが理想ですね」。

情報共有化・当事者意識・率先垂範で組織風土の向上を

長年にわたって人材育成に携わってきた藤井本部長。組織運営において大事なのは、「情報の共有化」「全員が当事者意識を持つこと」「率先して行動すること」この3つだという。情報を共有するために、自分の考えや近況を社内のネットワークで積極的に発信している。「仕事のことだけでなく、プライベートにも触れることで、会話のきっかけにもなりますし、部下も親しみを持ってくれるようです。結果、組織運営もスムーズにいくのではないでしょうか。意識を変え、行動に結び付くための情報発信を常に考えています」。

また、藤井本部長が日頃から心がけているのが、挨拶である。朝と夕に必ず全グループを回って声をかけ、社内で会った人には、知らない人でも挨拶をするという。簡単なことではあるが、実行できない人の方が多いのではないだろうか。「挨拶をされるとなぜ心地いいかというと、挨拶は相手が自分の存在を認めている行為だからです。組織風土の改革は、そうした地道な積み重ねから始まるのではないでしょうか。『人は活き活き、職場は元気』、これが私のキャッチフレーズです。互いに認めあい、活き活きと働ける職場を目指しています」。

 ダイバーシティとは個に向き合い、個を尊重すること

2016年度から電力の小売り全面自由化も始まり、電力会社を取り巻く状況は大きく変わった。しかし、九州地域で低廉良質の電気を安定的に届け、社会に貢献するという、九州電力の基本姿勢は今後もぶれることはない。その上で、2030年の目指す企業像として、「日本一の『エネルギーサービス』を提供する企業グループ」を掲げた。その目標を達成するベースとなるのは、何と言っても人材である。「多様性をしっかりと取り入れながら、組織を活性化しなければなりません。ダイバーシティを突きつめていけば、一人ひとりの個に行きつきます。同じ人間は一人としていませんから」。個に向き合って、個を生かしていくことが、本格的な競争時代を生き抜く力となるに違いない。

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