古賀市

中村市長

中村 隆象さん
古賀市 市長

昭和23年  生まれ
昭和42年  福岡県立修猷館高等学校 卒業(柔道部) 
昭和4年   東京大学経済学部 卒業(応援部)
昭和46年  新日本製鐵 株式会社 入社
平成10年  新日本製鐵 株式会社 退社
平成10年  現職、現在4期目
平成28年 「あすばる2020策定委員会」
委員就任
◇趣味◇ゴルフ・旅行・囲碁・柔道(2段)・テニス

企業データ

古賀市役所

古賀市役所

社名/古賀市役所  
住所/古賀市駅東一丁目1番1号
電話/092-942-1111(代表)
URL/http://www.city.koga.fukuoka.jp/
業種/地方自治体
職員数/全体352名
(うち女性171名、男女比51.4%:48.6%)
女性管理職の人数/9名
管理職に占める女性の割合/22.5%
自主宣言日/平成26年2月20日 
宣言内容/第2次古賀市男女共同参画計画に基づき、平成28年までに審議会等男女それぞれが40%以上とする。また、同計画に基づき、平成32年度までに市の管理職に男女それぞれが30%以上の構成目標の達成を目指す。

※掲載情報は、平成29年3月末現在のものです。

男女問わずいきいきと働ける環境づくりで、市の活性化を

インタビュー風景


定員の倍以上の申込。女性起業家入門講座に手ごたえ

「そんなにいないのではと思い込んでいました。嬉しい誤算です。」と、古賀市の中村市長は話す。平成28年度より、女性活躍推進支援事業として「夢をカタチにするための女性起業入門講座」を開催したところ、定員20人に対して47人もの申込があったのだ。「もっと早くやればよかった。どうして気が付かなかったんだろうという後悔もあります。だからこそ、受講生の意欲に応えていきたいですね。」資金計画やマーケティングなど、必要なノウハウを学んだ受講生の中から、実際に起業する人も出てきた。講座の成果が着実に見え始めている。


職員間のコミュニケーションを大切にし、働きやすい環境を

古賀市役所では、3年前から男女共同参画に関する職員研修を実施している。平成27年度は、部下や自らのワークライフバランスを考慮しながら組織を育て、業績も出していける管理職を目指す「イクボス研修」を、係長以上の職員を対象に行った。研修後、各自が自主的にイクボス宣言をし、中村市長も、市長ブログや広報こがにて、以下のような「市長イクボス宣言」を行った。
1.定時内退庁できるような仕事の取り組みをします。
2.ライフ情報(それぞれのライフスタイルや家庭の状況)を共有しあえる職場の雰囲気づくりを行います。
この宣言の意図について、中村市長は次のように語ってくれた。「避けられない残業があるのは理解していますが、残業が特定の職員に偏っていることに問題を感じています。原因は仕事の与え方なのか、本人の働き方なのか。まずは現状を管理職に伝え、問題意識を共有しています。」2の職場の雰囲気づくりについては、「効率を求め過ぎるあまり、職員同士の対話が少なくなっているように感じています。これは、当市役所だけの問題でなく、社会的な問題だと私は思います。日頃何もない時は問題ありませんが、いざという時に助け合えないのではないでしょうか。一見無駄なようなコミュニケーション、例えば課内旅行や懇親会といったものは、いいことだから大いにやってくださいと職員に伝えています。その中で、ライフ情報も交換し合えるのではと思います。」さらに同市役所では、昨年度から新規採用職員に対して、指導職員を指定することを制度化。できるだけ年齢の近い職員をサポーターにすることで、精神的なフォローも含め、密にコミュニケーションがとれるのではと考えた。導入して1年。手ごたえを感じているそうだ。


課題は女性活躍推進を市民に浸透させること

同市では、平成26年に、「平成28年度までに審議会等男女それぞれが40%以上とする。平成32年度までに市の管理職に男女それぞれが30%以上の構成目標の達成をめざす」。という自主宣言を行った。男女共同参画社会の実現に向けて取り組んでいくには、女性活躍推進を市が率先してやっていくことが大切だという考えのもと、高い目標を設定している。女性管理職の比率は年々増加しており、昨年度初めの時点で20%を超えた。また、総務課長だった女性が教育部長となり、初の女性部長が誕生した。女性係長の比率は35%を超えており、今後さらに女性管理職が増えていく見通しだ。冒頭に紹介した女性起業入門講座を発案したのは、男女共同参画係の女性係長である。数字の面だけでなく、自主宣言により、職員の意識改革、意欲向上につながっている点も見逃せない。
 今後の課題として中村市長が挙げるのは、事業所、自治会、農業における女性の活躍推進である。古賀市には、「平成27年度女性が輝く先進企業表彰」を受賞し、女性活躍推進において先進的な取り組みをしている「西部技研」という会社がある。中村市長は、こうした企業の取り組みに、非常に刺激を受けているという。
また、昨年は、福岡県男女共同参画センターあすばるの今後の指針を決める「あすばる2020策定委員会」の委員も務めた。「あすばるには、たくさんの情報やノウハウがあります。こんな宝の山があるのだから、活用しない手はありません」。結婚・出産を経ても女性が働き続けられる環境を整えることは、短期的な目で見れば手間やコストがかかるかもしれない。しかし、長期的な視点で見れば、それ以上の成果が上がる。このことを市民に積極的に発信していきたいと中村市長は力強く語ってくれた。

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女性活躍推進支援事業として今年度から取り組んでいる「夢をカタチにするための女性起業入門講座」の受講生から、本年3月に起業第1号が誕生。新聞やテレビでも取り上げていただきました。また、講座受講生の中から女性起業家グループとして「古賀市女性起業サロンKoga‐jo」が発足し、起業への応援、自分たちの学び、ブログ立ち上げなどを行い、古賀市を盛り上げようとがんばっています。 また、市内事業所の女性管理職等が集まる「女性活躍推進交流会」を昨年度から始めており、異業種で働くみなさんとの意見交換や講座を行っています。

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