エントリーサービスプロモーション株式会社

新井洋子さん
代表取締役社長

昭和48年 
・福岡大学人文学部文化学科卒業
昭和50年 
・エントリーサービスプロモーション
株式会社設立 副社長就任
昭和57年
・株式会社サンエージェンシー
(現サンエーサービス)設立 副社長就任
・株式会社ビッグベン  副社長就任
昭和59年
・エントリーシステムサービス株式会社
(現エントリースタッフ)設立 副社長就任
平成15年
・エントリーサービスプロモーション株式会社 代表取締役就任(現職)
平成22年
・株式会社サンエーサービス 
代表取締役就任
・株式会社ビッグベン 代表取締役就任
・エントリースタッフ株式会社
代表取締役就任(現職)
平成23年 
・株式会社サンエーサービス
代表取締役退任
・株式会社ビッグベン 代表取締役退任

 《 所属団体 》
福岡第一ライオンズクラブ 会長
福岡商工会議所 議員
(集客交流委員会 副委員長)
福岡経済同友会 幹事
(交流委員会 副委員長)
福岡第一ライオンズクラブ 会長
福岡中部法人会 理事 天神第3支部長
福岡間税会 理事
福岡キワニスクラブ 副会長(H29.11~)

 

 

企業データ

エントリーサービスプロモーション株式会社

社名/エントリーサービスプロモーション株式会社
住所/福岡市中央区天神3丁目6-26
代表電話/092-712-4505
URL/http://entryservice.co.jp/
業種/サービス業
職員数/全体65名
(うち女性39名、男女比2:3)
女性管理職の人数/10名
管理職に占める女性の割合/83.3%
自主宣言日/平成 27年 5月 12日
◇宣言内容◇
2015年4月現在、女性管理職比率は57%であり、今後もこの比率を維持して参ります。(2015.5.12改訂)

※掲載情報は、2017年9月末現在のものです

真ん中に「人」。創業当初から変わらず注がれ続ける「愛情」が42年間に及ぶ繁栄を支えた

初めから、「女性のための職場」だった

1975年に創業、今年で42年目を迎えたエントリーサービスプロモーション株式会社。5,000名以上の登録スタッフを抱える福岡の人材派遣会社として、確固たる地位を確立している。創業当時、「女性は結婚したら退職」が当たり前の風潮のなか、新井社長は自身の「働きたい」気持ちを押さえ切れなかった、と振り返る。

大学卒業後精力的な就職活動をするも、「女性であること」を理由に相手にもされなかった苦い経験。「女性が活躍できる職場を絶対に作る。」当時の新井社長の胸にこみ上げた、熱く切実な想い。「本当に、あっという間の42年間だった。」と言葉を噛みしめる新井社長。現在のエントリーサービスプロモーションを形作ったその想いは、今も変わらず生き続けていることが伝わってきた。創業は高度成長期。人材募集をする度、募集人数を大幅に超える女性応募者が集まったという。女性が活躍する土壌が全く無かった当時でさえ、働くチャンスを狙う女性はすでに多く存在し、また、その潜在能力の高さに新井社長は気付いていた。そして同社は、当時希少だった「女性の職場」として確立した。

「君が副社長?頼りないね。」などと馬鹿にされたことも。女性が長く働くことを良しとされなかった当時、営業の第一線で立ち回る新井社長への風当たりは強かった。しかし人材派遣業界にとっては追い風の時代。特に、優秀な人材派遣に努め、派遣先との信頼関係を築いた同社は、口コミによって仕事が仕事を呼び、需要が尽きることはなかったという。また、女性に「腰掛の仕事」しか用意しなかった多くの他企業の求人募集に比べ、同社の「女性らしさを活かせる」募集案件がいかに女性たちを惹きつけたか。人材に困ることがなかった、という事実が、何よりの証拠である。

「働く喜び」を女性に。女性自身の意識改革こそが女性活躍の核心だった一方で、当時の社会の風潮に疑問を持たず、初めから「腰掛」のつもりで働き始める女性も多くいたという。同社は、そんな女性の意識改革の役割を担った。

「アルバイトとして採用したある女学生がいて、面白い事例がある。」と新井社長が嬉しそうに話し始めた。「夏休みだけって、短期間のつもりでパーティーやイベントのお手伝いを始めたんですけどね。普段は大人しい感じなのに、会場に入ると別人のように快活になって、それはもう素晴らしい接客をするんですよ。」結局、期間を終えても彼女は仕事を辞めることなく働き続け、60歳過ぎるまで同社に在籍し続けたという。「働く喜び」に目覚めたことが、彼女の仕事への意識を変えた。女性も好きな仕事を続けたい、続けていくことができる。そんな時代の到来を同社が先駆けて示した事例といえる。

人材派遣の派遣先は、多岐にわたる。あらゆる業種、職種、多種多様な現場への派遣を実現するため、研修・教育制度の充実は欠かせない。人材育成こそ、同社が最も力を入れているところだ、と新井社長は強調する。専門性が高く、優秀な人材を育成することが、何より派遣先との信頼関係の構築に直結する。「人材」が「エントリーサービスプロモーションの顔」と言い切る姿勢。同社が人材育成にかける熱意が伝わってくる。

「毎年秋に韓国プサンで行われる、全4日間にわたるインターナショナルフードエキスポがあるんですけどね。」新井社長は続けて事例を挙げた。なんとその一大イベントの責任者を女性新入社員に任せた、というから驚きだ。「何かあったら自分が責任を取るから。」彼女を責任者に抜擢した執行役員の覚悟と、大きなリスクを負うことよりも彼女の成長を優先した勇気。もちろんイベントを大成功させた彼女の成長は著しく、入社一年目に得たその経験値は、その後の彼女の成長に大きく貢献したに違いない。

企業として背負うリスクに臆せず、個人の持つ潜在能力を信じ切ること。それは人材一人ひとりが自分の能力に揺るぎない自信と誇りを持つことを促す。そして仕事に「やりがい」を見出し、能力を存分に発揮できた時に感じる充実感。その経験は、出産や育児など、ライフステージの変化がもたらす壁を乗り越える原動力と成り得る。「女性が輝いているのを見るのが好き。」と満面の笑顔で語る新井社長は、女性活躍の核心がそこにあることを示唆している。

 

女性が働きやすい環境作りは、会社の存続と成長のための必須要件だった

現在、同社の社員の6割を女性が占める。創業当初から女性が活躍する会社として存在し続けている同社、「女性が活躍するための施策」を特別意識しているわけでなはいようだ。女性が働きやすい環境の整備は、同社が現在まで存続、成長し続けた必須要因であり、当然の努力として取り組んできたことを物語る。

「まず、女性である私が働きたかった。だから女性が働きやすい環境を整えなければいけなかった。」新井社長の揺るぎない考え方は、女性管理職の必要性を訴えている。現在、同社の管理職は12人中10人を女性が占めている。一般的に、ライフステージの変化が何度も訪れると言われる女性。その都度選択を迫られる場面、社を離れざるを得ない場面に直面する社員も少なくない。産休明けなど、働き方に制約がある従業員のフォロー体制、女性が多い職場ならではの協力体制は、実際に働く女性の声を吸い上げながら整えてきた。それぞれが抱える事情への周囲の理解も深い。また、派遣スタッフの多様な出退勤時間に対応するため、変形労働時間制という働き方を導入した。これにより、残業時間の削減が実現。所属部署の枠を超えて協力し合える体制を整えていることも、特定の部署への負担軽減に効果を発揮している。

 

とにかく現場に入る。社長室では見えないものが見えて来る

派遣した企業ごとの派遣スタッフとの懇親会を定期的に行っているという同社。その懇親会に、新井社長は時間の許す限り参加する。新入社員にも気さくに話しかけ、現場の声に直接耳を傾け、吸い上げる。そして派遣先から褒められたことがあれば、新井社長自らが直接本人に伝え、皆の前で称賛する。「社長室に呼ぶのではなく、現場に出ることに意味がある。」と新井社長は断言する。

「人あっての企業。社員に支えられ、スタッフに支えられて今の私がある。」一人ひとりを大切にすることの重要性が、自然と社員に浸透していく。

苦労を苦労としない自身の自助努力に触るよりも、「私よりも頑張っている社員がたくさんいる。」と、多くの派遣スタッフをマネジメントする社員の能力の高さについて、新井社長は誇らしげに語る。月間MVP、年間MVP制度の導入は、社員のモチベーションUPに効果を発揮した。MVPにノミネートする社員の氏名発表と同時に、ノミネート理由も公表する。すると「こんなところまで見てくれていたんだ。」と驚き、喜ぶ社員の姿が見られるという。性差年齢関係無くチャレンジできる環境、そして取り組んだことへの正当な評価。モチベーションUPのための制度導入がうまく機能した結果、社員の愛社精神が大いに育まれている。そしてそれは現場で働く派遣スタッフにも派生している。「エントリーサービスプロモーション」という看板を背負って働くことに誇りを持つ派遣スタッフの活躍は目覚ましく、同社の好循環が生まれ続けている。

 

ずっと変わらない、「人と人との関わり」という部分

「とにかく人を大切にしてきた。それだけ。」大きな会社が生き残る、という時代では無くなった。常識自体がどんどん変化する中で、柔軟にその変化についてく会社が生き残る、とも言われる現代において、根本的に変わらず存在し続けるものがある、と新井社長は念を押す。「それは人と人との関わり。愛情を持って関わり、育てることにより、それが会社に還元される。」同社のパンフレットの表に書かれた、「ビジネスの真ん中に人がいる。」これからどんなに目覚ましいIT技術革新が起きようと、「人」を真ん中に据え続ける覚悟がある限り、ビジネスは成立し続けるのだろう。

「女性が女性ならではの能力を存分に発揮する環境を作り、うまく機能させる。そのリーダーシップを取る女性をたくさん育て、自分のバトンを渡したい。」新井社長は次世代を担う女性へのバトンタッチを見据え、新たなステージへと動き始めている。

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「夢を形に、人を育て人をいかす。」新井社長自身の夢を形にしたのが、まさにこのエントリーグループ。人が現場で育ち、輝いていく。女性がプライドを持って仕事ができる会社です。人材派遣だけでなく、業務委託(アウトソーシング)や人材紹介、紹介予定派遣など、女性のライフステージに沿った提案をし、女性が長く活躍し続ける場を提供します。

お気軽にお問い合わせください。

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