株式会社カウテレビジョン

髙橋社長様

髙橋 康徳さん
代表取締役社長

1972年生まれ、宮崎県延岡市出身
1996年 株式会社テレビ西日本入社
報道記者として3000本のニュース報道を手掛け、5000人以上を取材
2004年 「価値を伝える」「新しいメディアの在り方をつくる」を合言葉に株式会社カウテレビジョンを創業
福岡・東京・香港を拠点に有力企業の「強さの秘密」に迫る対談番組でインタビュアーを務め、インターネットテレビ局「cowtv.jp」を国内有数の規模に育てる
2005年 福岡ビジネスプランコンテスト大賞
2010年 九州アントレプレナー大賞

企業データ

カウテレビジョン企業データ

株式会社カウテレビジョン

住所/〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神3-4-5 ピエトロビル8F
代表電話/092-401-6055
URL/http://www.cowtv.jp/
業種/ インターネットTV事業
従業員数/全従業員数:32名(うち女性:17名、男女比16:17の53%)
女性管理職の人数・管理職に占める女性の割合/2名 33%
自主宣言日/平成26年5月20日
宣言内容/ 5年以内に女性管理職2名を育てます

企業と学生の接点に立ち、すべての人が幸せになれる働き方を目指す

インタビュー模様

ママさんクルーの導入で業務を効率化

企業専門のインターネットのテレビ局を運営する株式会社カウテレビジョン。元報道記者という髙橋社長の経歴を生かして、良質なドキュメンタリー動画制作による企業のプロモーションや採用支援を行っている。現在、同社には、子育てをしながら在宅や短時間の勤務をする「ママさんクルー」と呼ばれる契約社員が4名いる。長時間労働が当たり前と思われがちのメディア業界。同社でも、昼間に営業や打ち合わせを行い、夕方帰社後にメールの処理や企画書の作成をしていたため、勤務時間が長くなりがちだったという。そこで、ママさんクルーにアポイント後の調整業務やメール対応など、時間や場所にとらわれずにできる仕事をして担当してもらうことにしたのだ。こうした勤務形態を導入することで社員の残業時間が減ったという。
「彼女たちは子育て中でフルタイムでは働けないけれど能力は高い。企業の工夫次第でその能力を引き出し、成果を上げることができるのです。」と髙橋社長は語る。

 
ママさんクルーには「3ドタOK」というルールがある。急な遅刻、早退、欠勤OKというルールで、かつて取材した企業で行っていた制度を見習って始めたとのこと。その理由を髙橋社長は次のように話した。「子育て中の人が急な遅刻や早退、欠勤をしたい理由はわが子の急病などです。自分のエゴではなく、利他の精神の表れです。こうしたルールを公言することで、利他の精神を企業風土にしていきたいのです。」


 同社では、子連れ出勤は事前に許可を取る必要はなく、いつでも可能だ。髙橋社長自身もよく子どもを会社に連れてくるという。また、執行役員に子どもが誕生した際には髙橋社長が育児休業取得を強く勧め、トップ自らが男性育休を推進している。
「『いい人生、いい社会』という私たちの理念に共感してくれる人を採用し、彼らが働きやすい環境を整えていくと、自然と今のようなかたちになったんですよ」と、髙橋社長は白い歯を見せた。


「社員を幸せにする」社風が変わった転機

多様な人材がいて、その一人ひとりを大切にすることが会社のパワーになる。今でこそこう考える髙橋社長だが、起業して数年間は、「自分と同じようにバリバリ仕事をする人」ばかりを求めていたという。ところが、自分と同じような人だからこそ、自分の考えを押し付けて型にはめようとしてしまい、いつしか組織がうまく回らなくなってしまった。社員が入っては辞めるということが続いたという。そんな危機的な状況の中で、たった一人残った若手社員が「私は辞めません。一緒に頑張りましょう」と言ってくれたのだ。

 
「そこまで言ってくれる社員がカウテレビジョンに入ってよかったと思えなければ、この会社の存在意義はないと本当に思いました。そのときにはじめて、社員を幸せにするとはどういうことだろうと考えるようになりましたね。」
カウテレビジョンが社員を大切にする会社に変わった転機だった。同社は「カウファミリー」と呼ばれる家族のような一体感のもと成長を続け、創立15周年を迎えた今年、社員は30名以上となった。


一人一人が自立し、働き方をデザインする

女性社員が半数以上を占め、さまざまなかたちで活躍するようなった会社の現状について、「会社全体が優しくなったと強く感じる」と、髙橋社長は話す。「私が実力主義で引っ張っていたころよりも、社員同士が協力し合いながら仕事をしています。もちろん、優しさだけでは組織は回りません。強さと優しさのバランスが大事であり、一人一人が自立していないと協力も成立しません。」
社員それぞれが自分の役割を果たせているか、再度問い直しているところだという。


そんな中、初の試みとして今年5月に行ったのが、役職選挙である。社員の中から部長職の立候補を募ったのだ。社員による投票の結果、企画部長に選ばれたのは27歳の女性だった。「社長の私が指示をすれば、私の期待に応えようとするでしょう。それではその期待の範囲を超えることはない。しかし、自ら宣言して勝ちとった地位であれば、自ら考え行動する。そこから新たな発想が生まれるのではないかと考えています。」
選挙を始める前は立候補者がいなかったらどうしようと、髙橋社長は内心怖かったという。しかし、蓋を開けてみると複数名の立候補があり、どの候補者も獲得票数は拮抗していたという。髙橋社長の求める自主性は確実に社員の中に育っている。


「はたらくをデザインする」。カウテレビジョンの今期の経営計画書にはこんなタイトルがつけられている。その言葉には、自立した個がともに支え合う働き方を実践することで、みんなが幸せを感じる社会のロールモデルを示すという思いが込められている。

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当社は、人材を求める企業とこれから社会に出ようとする学生の交差点に立つ企業です。ですから、我々が率先して新しい未来の働き方像を追求していきたいと考えています。カウテレビジョンに集うすべての人と幸せを分け合える関係性を築き、当社の事業を通じて企業・学生・社会の視点から「三方よしの世界観」を発信していきます。

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